この会社に入って、私もそろそろ20年位になりますが、
とにかく毎日忙しくて、あっという間に時間が経過していった感じであります。
地方の小さな会社ながら大手の取引先も多く、事務方は少ない人数で色々な仕事をこなさなければならず、目まぐるしい毎日の中で、それでもやり甲斐ある毎日でした。
社員同士も、皆普通にいい人たちだし、特に深入りすることはないけれど、何かあれば声かけたり、
年配の社員が多いこともあって落ち着いた雰囲気の中、仕事だけに集中できていました。
そう、A子が来るまでは…
そりゃあもちろん、意見の食い違いとか、仕事上のやり取りで議論するようなことも見られたけれど、
皆大人の対応で、解決すれば後はまた普通。
A子のような人間は私にとっては人生初めてのことで、
本当にこういう人もいるんだなぁと、
自分の人生経験の乏しさを思い知った出来事でもあります。
B美さんが言うには、
ある意味「病気」だから、本気で相手にしてはいけない、無視するに限るとのこと。
でも、こちらが黙っていると
「無視ですか?それとも図星だから反論できないんですかぁ?」
とか言ってくる。
語尾のねっとり具合が私の神経を逆撫でしてくれます。
スマホで何度録音したことか。
いつか、何かの役に立ってくれるかと保存してありますが、
今では社長の前でも平気で私たちに暴言吐いています。
もう誰も頼りにはならないのです。