わたしとモラハラ社員の700日戦争

後輩女子社員からのあり得ないハラスメントのターゲットにされた私の日常を綴ります

やりたい放題

「お暇なんですかぁ?」が口癖のようなA子でありますが、

最近は私の部署が忙しいのを分かっているのでそれも言えないし、

私たちが遅くまで残っていることもあって

めちゃくちゃ機嫌が悪い。

忙しいのが大好きで、何でもかんでも引き受けて、

社内で一番残業しているのが自慢で、

人が自分のできない仕事をしていることがA子の中では許せない。

B美さんは輸出入の業務もやっているのですが、

自分もそれがやりたくて、でもできるわけなくて、

それを諦めたと思ったら、次は私が担当しているCADを自分もやりたいと言い出した。

その頃から部長の仕事も少し手伝うようになっていたのですが、

「私がCADできたほうがいいですよね?」「勉強させていただければすぐにできるようになりますよ」と部長にせがんでいた。

会社の費用で講習会に行くことはさすがに却下されたのですが、

CADのできる社員を捕まえては教えてもらっていて、

社長から本業の経理・総務の仕事を優先するよう言われても

「それは5時以降にやります」

「静かにやりたいんで」とのこと。

 

はぁ?それ逆だろう?!

CADの勉強したいなら、勤務時間外にやるのが本当じゃないの?

そういうことしているから誰よりも残業することになっているんじゃない。

しかも本業の経理の仕事はまるで片手間のように考えている。

 

請求書はギリギリになるまで出さないから

客先からしょっちゅう届いていないと催促の電話がくるし、

間違いの連絡もほぼ毎月来る。

支払いは締めた翌々月払いなのに、これもギリギリで、

支払いの前日にやっと計算したりしているもんだから

金額が合わなかったりすると大騒ぎ。

こちらの伝票ミスがあったりしようもんなら、

「今日中に支払いしなきゃならないんですから!!私の手を煩わせないでください!!」

 

伝票チェックは経理の仕事だろ!

第一もっと早くやれよ!!

 

社長も部長もそういうのを見ているのに、残業やりたい放題でも、

何も言わない。

 

 

A子のもう1つの口癖は

「私が管理しています」

 

何をやっても誰にも咎められない状況の中で、

A子は、この「管理している」範囲を更に更に拡大していくことになるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長室での火種:コピー機エラー事件の余波

巷では黄金週間らしく、10連休という猛者もいるらしいですが、

我が社は基本的に祝日は勤務なので、

3連休すら夢のまた夢であります。

そんな黄金週間谷間の本日、

朝からA子の鼻息が荒い。

社長室にズンズンと来て、

「昨日1階のコピー機が故障しちゃって修理に来てもらったんですが、

その前日から調子が悪かったのに、電話回さないで、勝手に異常ないって回答した人がいるので

注意してもらえませんか」

「そのせいで昨日半日コピー使えなかったんですよ!」

 

「知りもしないことを勝手に答えられると迷惑です!」とのこと。

 

社長も面倒くさいような顔をしながら「誰が?」とか聞いてる。

 

はぁ?犯人捜しですか?

小学生の反省会の吊し上げですか?

 

これに手を挙げたのはB美さん。

 

「確かに、カスタマーセンターから電話を受けたけれど、3階の事務室の複合機にエラーが出てないか、という問い合わせだった」

「その時複合機も調べたし、その時フロアにいた人にも何かエラーあったかどうか聞いて、その上で何もないと返事した」

「A子さんもいたでしょう?その時」

そうだ、A子もいた。でも、A子は0120の電話絶対出ないから、B美さんが出たんだった。

 

「サポートの人が3階って間違えたみたいです」とA子。

 

はぁ?ならこっちのせいじゃないじゃん。

 

「でも1階のコピー、前からエラー出てたんですよ」

 

「1階のコピー機のことは全然知らないし、エラー出てるの知ってたなら

すぐ修理頼めばよかったじゃない」

 

そうだそうだ、なんで半日コピー使えなかったのがこっちのせいになるんだぁ?!あぁ!!?

 

「あなたと話しているんじゃないですから、

黙っていてくれます?!」

目をムキムキにしてB美さんに怒鳴るA子。

 

わざわざ聞えよがしに話しているくせに。。

 

「とにかくこっちに代わってくれるように言ってください!!」

 

あくまでも社長に向かってモノをいうA子。

 

工場の人に1階のコピーの修理を頼まれた。

あぁそういえばB美さんがサポートからの電話に出てたな、と思い出して

サポートの人の間違いをこっちの不手際にすり替えたんだろうね。

責めるチャンス!!とか思ったのかな。

 

 

何か見つけ出しては無理やりにでも言いがかりをつける、

呆れるほど必死で、

ある意味怖いです。

 

 

 

 

 

イジメられる方も悪い?

社長から仲良くしてよ、と言われたからといって、

A子に対する不信感が消えるはずはなく、

今までのB美さんへの嫌がらせも目の当たりにしているし、

これまで通りに接することはとても無理な話でありました。

部署が違うし、机の島も違うので、

仕事上でもほとんど関わることはないのですが、

それでもたまに電話を繋いだり、伝票を届けたりは

もちろん普段通り変わりなくやっていました。

 

ただ、A子の変わり身は早かった。

しばらくは社長の目を気にしてか、静かにしていたようだったけれど、

私が前のように話しかけてこないと解るとすぐに、

また工場に行って悪口を言いまわるようになり、

ずっといじめられていただの、いびられただの、言いたい放題。

 

私たちに対するつっけどんな態度や物言いはより顕著になって、

事務室に女性しかいない時は

ありえない暴言を吐いたりする。

 

なんて言うんだろう、

なんかもう、全身が怒りに支配されているかのような感じで、

電話を繋いでくれる時も、

いきなり口調が変わって、繋いだ後は自分の受話器を投げるように置くのです。

 

私たちのお茶は中身がはねるほど強く置くくせに、

こちらが入れた時に少しでもこぼしたりしたら、もう大騒ぎ。

「重要書類を汚された!」

「拭くだけじゃ済まないんですよう!」

 

更衣室で一緒になると、すごい勢いでロッカーの扉を閉めたり、

事務室でB美さんと話していると、

自分の引き出しを何度も何度も開けたり閉めたりして

バーンバーンと大きな音をたてる。

こういうのは威嚇してるってことなのだろうか。

 

静かにね、などと言おうものなら

ここぞとばかりに喚き散らして、

たまたま社長が入ってきたりすると

私たちに虐められたと泣いて訴えたりする。

 

私の『たちの悪い追突事故』に同情してくれた男性社員は、

頭がおかしいんだから相手にしないほうがいいと言ってくれましたが、

この頃のA子はB美さんに対するより私への攻撃が酷くて、

私自身も精神的にまいっていました。

 

A子は病気だから、ということで彼女の言動もある程度は我慢することもできるのですが、

どうにも納得できないのが、

社長をはじめ、A子が味方につけている人たちに、

悪いのは私やB美さんだと思われていることなのです。

A子が私たちに酷い態度を取るのも、

元はと言えばこちらがA子をイジメたからだから仕方ない、

ある社員には正にそう言われました。

 

はぁ?!

百歩譲って、こちらにも何か非があったとしても、

会社の中でああいう言動が許されるのか?!

自分の子供が学校でイジメにあったら、「虐められるお前も悪い」って言うのか?!

 

もう、この会社もおかしい。。

 

 

 

 

 

話は戻って…

社労士との電話の一件の後、

A子が私に話しかけてくることはなくなり、

私も、なんでもかんでも聞いてくるA子には少々辟易していたところだったし、

仕事での関わりはほとんどないので、かえってホッとしていました。

すれ違う度にわざわざフンッてな態度をとるのはやれやれでしたが、

私としてはもう関わりたくないというのが本音なのです。

 

が、、、

やっぱり、、

 

そんな平和が来るわけなかったのでありました。

 

A子が工場のほうで私の悪口を言いまわっていると

他の社員が教えてくれました。

工場長には、私とB美さん2人から虐められて辛いと訴えて、

こともあろうに泣き出したそうです。

 

はぁ?!ありえない!!

いや、それがあり得るのがA子であります。

そして、数日後、私は社長から呼び出されることになるのでした。

 

B美さんもかと思ったけれどなぜか私だけ。

会議室に入るとシクシク泣いてるA子。

「もう辞めたいとか言ってるよ!!」と社長はオロオロ。

私はA子がなぜ泣いているのか、なぜ辞めたいのかわからない、と正直に言ったのですが、

 

少し間違えただけなのに、私に酷く責められた

その後も無視され続けている

B美さんと2人して意地悪する

 

A子は社長にそう言ったらしい。

青天の霹靂…

っていうの、合ってるかしら。。

 

そんなことはしていない、酷いことを言われたのはこっちのほうだし、

A子がつっけんどんな態度をとっていると説明しましたが、

社長は「自分がそういうつもりがなくても相手を傷つけていることもある」とかなんとか言って、

「仲良くしてよ」などとノタマウ。

 

私が唖然としていると、

当のA子は社長とワケの分からない冗談言いあってアハアハ笑って会議室から出ていきました。

 

私は質の悪い追突事故に遭った気分。

勝手にぶつかっておきながら、自分も傷ついたからって難癖つけられたらたまらない。

B美さんが言うには、

A子は本当は私とは仲良くしたかったんだけど、

あの電話の件で嫌われて、話もできない状態になっちゃったのが淋しくて耐えられなかった

のでは?とのこと。

 

そんなこと知らないし、私のせいじゃない。

とにかく最悪。

 

 

 

 

毎日がストレス

この会社に入って、私もそろそろ20年位になりますが、

とにかく毎日忙しくて、あっという間に時間が経過していった感じであります。

地方の小さな会社ながら大手の取引先も多く、事務方は少ない人数で色々な仕事をこなさなければならず、目まぐるしい毎日の中で、それでもやり甲斐ある毎日でした。

社員同士も、皆普通にいい人たちだし、特に深入りすることはないけれど、何かあれば声かけたり、

年配の社員が多いこともあって落ち着いた雰囲気の中、仕事だけに集中できていました。

そう、A子が来るまでは…

 

そりゃあもちろん、意見の食い違いとか、仕事上のやり取りで議論するようなことも見られたけれど、

皆大人の対応で、解決すれば後はまた普通。

 

A子のような人間は私にとっては人生初めてのことで、

本当にこういう人もいるんだなぁと、

自分の人生経験の乏しさを思い知った出来事でもあります。

B美さんが言うには、

ある意味「病気」だから、本気で相手にしてはいけない、無視するに限るとのこと。

 

でも、こちらが黙っていると

「無視ですか?それとも図星だから反論できないんですかぁ?」

とか言ってくる。

語尾のねっとり具合が私の神経を逆撫でしてくれます。

スマホで何度録音したことか。

いつか、何かの役に立ってくれるかと保存してありますが、

今では社長の前でも平気で私たちに暴言吐いています。

 

もう誰も頼りにはならないのです。

 

 

 

ついに矛先が私に…

もう1人の女子社員(ここからB美先輩とします)への意地悪や悪口をエスカレートさせていったA子ではありますが、

私にはそういった態度は見せず、

どうでもいいことまで何でもかんでも質問してくる相変わらずの非常識っぷりを振りまいていました。

「タオルが落ちちゃったんですが洗ってもいいですか?」

「コピー用紙がもうないんですが注文したほうがいいですか?

いいですよね?」

私まで敵に回すとそういうことを聞ける人がいなくなるから困ると思っていたのかどうかは知らないけれど、

私もB美先輩に対する酷い態度は注意しつつも、それ以外は普通に接していました。

 

ところが、

突然A子が牙をむいてきました。

 

社労士から電話がかかってきて繋いだら、

「え~っ?! あり得ないですよね。それ、非常識じゃないですか!」と

なんのことやら大騒ぎ。

「息子さん3人いるんですよ。そうなんですよ、おかしいですよねぇ!普通じゃないですよねぇ」とか言って盛り上がっているけれど、

息子3人って、、まさか私のこと?!

電話終わるの待って聞いてみると

「そうですよ、色々調べさせていただきましたから!」と鼻息荒くかみついてきた。

色々複雑な家庭の事情がある私ではありますが、

何もやましいことしていないし、調べられて困ることはないけれど、

その言い方もムカついたし、社労士とのやり取りもあり得ない。

自分の会社の人間をバカにするような事を社外の人間と話すなんて、

どっちが非常識だ😈

 

話の詳細としては、うちの息子が就職して扶養を抜けたのに、社会保険上の扶養家族のままになっていたらしい。

それをあり得ない、非常識だと大騒ぎしているのだけれど、

会社の保険証はちゃんと返しているし、手続きされていないとしたらそれは総務か社労士のほうの責任じゃないの?!

私がそう言うと、

「それでも会社に損害を与えたのは間違いないですよね?」

「ずっと得するつもりだったんですか?」とのこと。

はぁ?なんで会社に損害を与えたことになるんだ。

なんで私が得するんだ?!

うちの息子は自分の会社の健康保険使っているんだし、会社にも健保にもなんの迷惑もかけていない。もちろん私が得することもない。

 

もう、いちいち説明するのもバカらしいし、呆れかえってモノも言えないとはまさしくこの状況。

この人とは話にならないのだ。

 

でも、この一件がA子にとっては【私から虐められた】ということになっていて、

後日私は社長に呼び出されることになるのです。

 

 

あの頃は

ちょうど会社のシステムが新しくなった頃で、

事務方も慣れない中、試行錯誤を続けていたのですが、

A子(ANOHITO改め)は伝票のちょっとした間違いを見つける度に

社長に申告。

「○○さん(もう1人の女子社員)がここをミスしているんですけど」

「印鑑忘れてます」「日付入れてないです」

直接言ってくれればすぐ直すから、と何度伝えてもダメで、

挙句「ミスが多いので困っている」「辞めていただいたほうがいいんじゃないですか」とまで社長に進言😱

工場のほうに行っては男性社員に悪口言いたい放題で、

「○○さんに虐められた」とあることないこと触れ回っている。

社会保険関係の手続きでは一向に書類を回してくれなかったり、

寒いから窓を閉めると、わざわざ全開にしたり、

ゴホンと咳をすれば「マスクしたらどうですか?!」

もう、細かいことは書ききれない程の嫌がらせや罵詈雑言。

 

その頃のターゲットはもう1人の女子社員だったのですが、

あんまり目に余ったので注意すると、

「手が出ないだけまだいいんじゃないですか」と言い放つ。

「私は徹底的に仕返ししますから」

って、あんた、

20年も先輩の社員に対して何様なんだい?

第一、傍で見ていても、そこまで恨まれるようなことを言ってもいないしてもいない。

ワケわからないのですが、

今から思えば、それらはまだ可愛いほんの序章にすぎないものでした。

その後ターゲットが私になってからは、

果たして手も出るようなステージへと変わっていくのです。。